【園長に届けたい、職員から信頼される4つのコミュニケーション法】
保育園は、園長と職員との関係性が良好であれば、ほとんどのことはうまくいく。
そして、逆も然り。←退職理由として非常に多い。
園長が気を付けるコミュニケーションは、
相手に【安心感】を与え、相手の【自己重要感】を満たすこと。
これができれば職員の心を動かし信頼を得ることが必ずできる。
これは、有名なマズローの欲求でいうと「承認欲求」と「安全の欲求」にあたる。
承認欲求を満たすには自己重要感を感じてもらうこと
安全の欲求を満たすには安心感を感じてもらうこと。
私は常にこの2点に集中して園長に伝えしている。
◆今日は、「安心感」を与える4つの手法をお伝えしたい。
やろうと思えばすぐに実行できるので是非参考にしてください。
1.絶対に否定しないこと
保育士や職員からの相談や行動に対し、否定から入らないってこと。
園長は経験豊富で忙しい。だから話している途中でついつい口を挟む。すると相手はどう思うか。
常に否定・言い分も聞いてくれないとなると話さなくなります。
①(違う意見に対して)
自分と違う意見や考えの人に対して、「なぜそう思ったのか教えてもらえるかな?」
と聞けば良いんです。まずは受け入れ、背景を知る。②(理解できない行動に対して)
なぜ相手がそうしたかを考えること。すべての行動には理由ある。
そしてそれは相手にとっては正当な理由なんです。
2.聞く姿勢に気を付ける
①「笑顔」の重要性。※話を聞く際は、腕組、足組していないかも気を付ける。
(※私たちの感情は目に見えるもので左右される。視覚からの情報は87%といわれる)作り笑いでも良い、意識的に一日数回笑顔で接しましょう。
②目を見てうなずき話を聞く。どんなに忙しくても。
事務作業が多い園長。事務所内では特にながら聞きが多いはずですよ。
3.あなたのことが好きだと伝える
好意の返報性の法則と言われるもので、こちらが好意をみせれな相手も好意を示してくれる。
あなたを「あなたたち」などの集団に置き換えて恥ずかしがらずに本心で伝えましょう。
好きと言う対象は「集団」「行動」「もの」に対していうと良いです。
4.他人の悪口を言わない
これ、一番大事です。
ついつい近しい主任などに職員や保護者のネガティブな発言をしがち。
人の悪口を聞くと”自分のことも言われているのではないか”と疑い本音で話さなくなる。女性の職場はこの手の噂は早いので気を付けましょう。
そして悪口を言わない理由も明確にもっておくといいでしょう。
<最後に>
まずは、職員の話を聞いてあげてください。
そして、
①絶対に否定をしない+②最後まで話をきく+③もっと話しておきたいことはないかきく
これを1週間徹底してください。
小さな変化が起こると思います。
園長頑張りましょう。